トライアスロン解体新書の方でトレーニングのことを書き始めたものの、僕の経験だけを書くのもあまり良いコンテンツにはならないかなと思い、遂に重い腰を上げて(?)「トライアスロン・トレーニング・バイブル」を購入してみました。
読んでみた感想
ページ数596ページというビックリなボリュームの本です。買ったのは2週間ぐらい前ですが、やっと2/3ぐらい読めました。
途中でレビューするのも何ですが、内容に関しては「スゴイ」の一言です。本当にバイブルと名付けるだけの内容の本だと思います。
トレーニングをしていて疑問に思うことの答えがほとんど書いてある、といっても過言ではないぐらい濃い内容です。読んでいて「なるほど!こう考えればよいのか!」というところがありすぎて困るぐらいです。メモしたり読み直したりが多くてなかなか前に進めません(苦笑)
トレーニング計画の組み立て方や練習方法についてはこの本の内容を消化できれば大抵なんとかなるのではないでしょうか?
特にこの本を読むと随所に出てくるのですが「練習しすぎてはダメ」というメッセージです。僕もどこかの記事に書いたことがありますが、「体力は休んでいる時につく」ということを理解して計画を立てることの重要性がとても丁寧に書かれています。
ケガしがちな人や練習では調子いいのに大会では結果が残せないという人にはとても勉強になると思います。
どういうトライアスリートにおすすめ?
まだ2/3ぐらいしか読んでいませんが、この本が向いている人はエリート選手やエイジで入賞を狙うぐらいのレベル、または何年もトレーニングをやって伸び悩んでいる人ですね。
もちろん初心者や完走を目指す人向けのことも書かれているのですが、なんせボリュームが多いのでトレーニングに対してある程度知識や経験がない人には読みこなすのに時間がかかると思います。
特に初めてトレーニングに取り組む人がこの本に手を出すと、レベルが高すぎて最初の一歩がなかなか踏み出せないかもしれません。初心者の方は無理なく継続してトレーニングするだけで伸びていきますから、トライアスリート・トレーニング・バイブルほど複雑なことはしなくてもよいと思います。
そう考えると宮塚さんの本ぐらいシンプルにまとめてある方が迷わなくてよいでしょう。今月発売されたルミナ2月号の宮塚さんの記事もトレーニング計画を立てるのに参考になりますよ。
トライアスロン解体新書で書こうと思っている記事もトライアスロン・トレーニング・バイブルの考え方も入れながらシンプルなものにしたいなぁと考えています。
それと今年はアイアンマンジャパンに出る予定ですが、その練習計画はこの本の内容に従って立ててみようと考えています。あと7ヶ月位しかないから早く読み終えて計画を立てねば・・・
アイアンマンに向けて立てた計画もこのブログにアップできればと思います。
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