9月10日に開催された伊良湖トライアスロンは無事にゴールできました。
順位は14位だったので残念ながら来年のシード権はとれず。でもタイムはほぼ予想通りなのでこれが実力ですね。もうちょっとレベルアップが必要なことを痛感。とはいえ、ここ2,3年では一番いい感じでレースを終えることができました。これもカツサプのおかげかな?
ということで詳しくレポートしてみます。
大会前日
前日は開会式の最中に突然雨が降り出し夜まで雨が降ったり止んだりという天気でした。ただ、天気予報では翌日は晴れとなっていたのであまり心配はしませんでした。雨がぱらつく中、毎年恒例の花火大会も予定通り開催。今回宿泊した宿では部屋から花火がバッチリ見れて良かったです。
夕食も旅館の美味しい料理をいただきました。食べ過ぎるとマズイのでご飯は2杯まで。
大会当日
大会当日は晴れ。風もそれほどなく穏やかな天気でした。暑さも8月末頃と比べるとずっと涼しくなっておりトライアスロン日和だったと思います。
Bタイプはなんと11時からのスタート。おかげで宿の朝食をゆっくり食べることができました。ご飯をおかわりしたいところでしたが、食べ過ぎはよくないので我慢。
スタートまでのタイムスケジュールは次のような感じでした。
6:30 起床
7:00 朝食、その後は部屋でゴロゴロ
8:30 着替えや荷物まとめ、ドリンク作り
9:00 軽くウォーミングアップ(バイク20分、ラン10分ぐらい)
10:00 受付&バイクセット
10:30 スイムのウォーミングアップ(10分ぐらい)
11:00 スタート
スタートが遅いと余裕を持って動けるので楽ですね。10:30にトランジットエリアが閉鎖されるので、カツサプは10:20頃に飲みました。スタート前に飲んでいたのはあとはBCAAです。糖質は朝食後は全く摂取していません。本当はスタート前にクエン酸を飲みたかったのですが何と持ってくるのを忘れてしまいました(泣)
スイム
スイムは750mの周回コースを2周。途中で1回浜辺に上がります。2組に分かれたウェーブスタートでした。
僕は1組目。浜辺からのビーチランスタートなので、一番前に並びます。左右位置は目測で折り返しブイから最短距離になるところに陣取ったつもりです。招待選手の方もすぐ近くにいたので多分間違ってないはず。
少々の緊張感を感じつつ、いよいよスタートです。目標タイムは24分前後としていました。
ビーチランでは左右の人に少々後れを取りましたがちょうど間に飛び込めたのでまずまずの出だし。その後、ハイピッチでダッシュしたおかげか大きなバトルに巻き込まれることなく折り返しブイに到着。その後も大きなバトルに巻き込まれることなくマイペースで泳げました。途中、追い越した選手に付いていくことができてだいぶパワーをセーブできたと思います。またGarminのデータをみると大きくコースアウトすることなく泳げていました。公式スイムラップは25:07とほぼ目標通り。25分を切れなかったのが少し残念という感じです。
順調に終わったスイムですが、実は1週目が終わった当たりから空腹感を感じ始めました。普段はスタート30分ぐらい前には必ずジェルを飲んでいたのですが、今回は糖質を摂らず脂肪の代謝を最大限に生かしたいと思い糖質摂取は控えたんですよね。「やはり飲んだ方が良かったかな〜」と後悔。でも、空腹感があるだけで体は普通に動いてましたけどね。
スイム→バイクのトランジット
スイムを無事に終えて次はバイク。浜辺からトランジットエリアまでが長い。特に階段がかなりキツかったです。バイクラックから乗車地点までも距離があり、たくさん走りました。
トランジットでは大きなトラブルもなくバイクに乗ってシューズを履くところまでスムーズにいけました。ただ、「何か忘れてるような・・・」という感覚があったのですが、バイクに乗って少し落ちついたところでメーターを見ようとしてその原因がわかりました。ガーミンのラップボタンを押し忘れてたんですね。おかげでデータ的には少々トランジットが長くなってしまいました(苦笑)
バイク
3周回で42km、ほぼフラットでスピードが出しやすいコースです。練習での手応えから70分ぐらい、平均速度でいうと37km/h前後を目標としていました。
実際はバイクは風向きによっては40km/h以上出せていたので調子は良好。追い越されたのも多分4〜5名だったのでこの数年では一番良く走れました。
1週目で追い越していった選手が、僕を追い越した後は少々ペースが落ちたのか距離が離れていかなかったので目標にして走り続けることができました。もちろんドラフティングはしていません。折り返しなどでは追いつくことがありましたが、基本的に距離を保って走り続けました。
バイク終盤になって腰が痛いというか重だるくなってきましたが、速度を落とすほどではありませんでした。ただ、次のランで走れるか少々心配にはなりましたけどね・・・。
結果的にタイムは72:22、トランジットを除けば多分70分ぐらいかな?平均速度は36.4km/h。こちらもほぼ目標通りでした。バイク順も11位と久しぶりに上位に入れた気がします。平均パワーはPowerCalによる値なので信頼性は低いですが191Wとなっています。室内のコンピュトレーナーで測ったFTPは220〜230Wぐらい、そこから考えて200W前後で走れるかなと考えいていたので、大きく外れてはないと思います。
ちなみにスイムの時に感じた空腹感はバイクが始まるといつの間にか消えていました。バイクの補給はCCDドリンクを半分に薄めたモノを2本(500ml×2)のみ。後は塩のカプセルを1個。CCDドリンクで糖質を少し摂ったのが良かったのかもしれません。これだけで特にエネルギー切れ感もなく良いペースで走り切れました。本当はこのCCDドリンクにも追加でクエン酸を入れたかったのですがそれもできませんでした。
バイク→ランのトランジット
バイク→ランのトランジットは特にトラブルなく無難にこなせたと思います。降車地点近くのコースが少しゴチャゴチャしていてシューズを脱ぐタイミングが遅れ焦りましたが、降車地点直前で何とかシューズを脱ぐことができました。
慌てずに靴下とシューズを履き、カツサプを飲むことも忘れませんでした。ガーミンのデータだとトランジットタイムが33秒ですが、これはバイク降りてからラップを押すのが遅かったからだと思います。ホントはもっとかかってます。
ランニング
いよいよ最後のランです。ランは最も練習不足で走れないことがわかっており、ランラップの目標は50分としていました。しかし、バイク後半の腰痛もあったので50分でも走れないかも・・・と走り出すまでは不安でした。
ところが、いざ走り始めると腰痛は全く気にならず、バイクからランに移ったときにいつも感じる脚の重さもあまり感じません。スムーズに足が動きます。
これがカツサプによる疲労軽減の効果なのか、2週間前から履くようになったONのクラウドの効果なのかわかりませんがとにかく思った以上に脚が動いてくて大きくペースが落ちることなくランラップは48:20と50分を余裕で切ることができました。
ラストは娘と一緒に手をつないでゴールイン。娘と同伴ゴールは初めてでしたが娘も喜んでいてよかったです。
今回のランでは途中でエネルギー切れ感は全くなく食欲もなかったので、携帯していったMag-onも全く飲みませんでした。それでもフィニッシュ後の脚の疲労感はそれほどキツくなく、「もう少しペース上げられたかも」といえる感じでした。ひょっとするとMag-onを飲んで糖質を補給したら最後の一踏ん張りでペースアップできたかもしれません。このあたりは次のレースで試してみたいと思います。
全体のリザルトは
2:25:49 14位 年代別4位
でした。10位の選手とは5分差。まだまだ10位以内の壁は厚いですが、久しぶりに10番台に入れたので素直に嬉しいです。
ガーミンのデータはこんな感じ。
今回試したこと・モノ
以上、ざっと今回の伊良湖大会の様子をまとめてみました。タイム的には良くも悪くも狙い通りとなり今の実力は出し切れたレースとなったと思います。
今回はトレーニング方法や補給、機材をここ数年とは大きく変えてみました。
短時間トレーニング
単純にトレーニング時間がとれないだけなのですが、この4ヶ月間はLSD系のトレーニングは一切なしで、フォーム改善 or 短時間高負荷のトレーニングを中心に行ってきました。詳しくはまた別の記事にまとめようと思っていますが、練習時間が短い中でよく頑張ったかなと思います。
糖質をできるだけ減らした補給
今回はFacebookグループのトライアスロンを科学する会で提唱されている脂質代謝を妨げない補給方法を試してみる予定でした。
予定でした、と書いたのはクエン酸を持っていくのを忘れてしまい試せなかったからです(泣)本当はバイク中に糖質を20g程度、あとはクエン酸1.5gと塩カプセルを摂取という形にしたかったのですが肝心のクエン酸がないという・・・。
結局、CCDドリンクを半分に薄めたドリンクを1.5本分飲んだのでバイク中にブドウ糖20〜30g程度の摂取となりました。クエン酸は飲めませんでしたが特にエネルギー切れ感はなく走り切れました。
これは脂質の代謝回路の働きを妨げずに補給できたからなのか、ショートの距離だからたまたま体力がもっただけなのか、はたまたカツサプのおかげかは判断しずらいところですね。
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カツサプ
前の記事にも書いた試供品でいただいたサプリメントです。今回は口に水を含んでそこに顆粒を流し込むという形で摂取しました。味はカツオ風味で美味しかったです。疲れていても問題なく飲めました。
肝心の効き目ですが、バイク→ランに移ったときの脚のしんどさがとても少なく、最後までエネルギー切れ感もなかったことを考えると効果があったような気がします。値段が値段なだけに気軽に勧めることはできませんが、余裕があったら試す価値はあると感じました。
今月末の銚子マリーナトライアスロンでは自腹で購入してもう一度試したいと思います。
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On クラウド
今までシューズはアシックスかアディダスだったのですが、今回初めてOnを履いてみました。モデルは一番ベーシックなものということでクラウドを選択。これが非常によくて、もっと早く履けば良かったと思いました。
僕は足幅が細く(Dぐらい)アシックスのスリムでも幅が何となく足らない感じなのですが、クラウドはほぼピッタリ。こんなに足にフィットする感じがあるシューズは始めてというぐらいでした。ただ、ゴム紐だと若干緩く感じたので付属の普通のヒモを使っています。恐らく脚のサイズがEぐらいの人はゴム紐でも適度に締めつけられてよいのではないでしょうか?
クラウドテックの柔らかい感触は慣れるまで違和感がありましたが、伊良湖のランの下りでは衝撃を上手く吸収してくれて走りやすかったです。これからは当分はonでいきそう。
[オン] On Cloud Men’s クラウド 93908M (ブラック/スレート/9.5)
FFWD F4Rホイール
4年ほど前にCeepoホイールのブレーキ面がおかしくなってから借り物のボーラを使っていたのですが、8月にFFWDのF4Rをヤフオクでゲットしました。好条件のレースばかりならリム高60mmのF6Rをチョイスしたいところですが、横風もあればアップダウンの多いコースもある日本国内のレース状況を考えると、汎用性のある45mmの方がよいと判断しF4Rを選びました。
走った感じとしてはハブの回転はボーラの方がよいような気がします。ただ軽量なだけあって加速は良好、高速での巡航も特に文句はありません。値段も安く買えたのでコストパフォーマンスはよかったかなと思います。
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こんな感じで昨年から変えた部分がいろいろありましたが、どれもハズレはなかったかなと思います。レース結果も良かったので満足度の高いレースとなりました。
次の銚子マリーナトライアスロンもこの調子でいきたいですね。
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