ここでは、トライアスロンに挑戦するためにどれぐらいのお金が必要になるか説明したいと思います。正直、安くはないですがそれ以上の価値はあると思いますよ!
道具にかかるお金
これは、最低限必要なモノのページでも詳しく解説していますが、結構な金額になります。しかし、一度に全てを揃える必要は無いので少しずつ揃えていくという考え方でもよいと思います。
できるだけ低価格なものを狙って揃えてくならば、
- ウェットスーツを含めたスイムグッズに2万円前後
- バイクはウェアやヘルメット・シューズ・ボトルなど諸々含めると15万円前後
- ランは1万円前前後
で日常のトレーニングと大会に出場するための最低限の装備が揃うと思います。
20万円ぐらいの予算を組んでおけば何とかなるでしょう。それも一気に払う必要はありません。徐々に揃えていけばよいと思います。
ただですねぇ、これからも続けてやっていくなら「少しでも良いものを・・・」となり高いものが欲しくなるんですよね・・・
その辺はあなたのお財布事情とよく相談してみてください。特にバイク関連はバイクショップに相談するとお得にゲットできる場合もあります。ですので何店かショップを回ってみるのも良いと思います。
練習環境を整えるために必要なお金
ランとバイクに関しては外で走るだけならお金はかかりません。しかし水泳だけは必ずプール代がかかります。
プールの選択肢は下記の4つ。
- 市営プール
- スポーツクラブ
- スイミングスクール
- トライアスロンスクール
金額の細かい試算や選ぶポイントは「練習環境を整える」というページにまとめたいと思いますが(2014年6月現在はまだ企画中)、あなたの住んでいる自治体のサービス・会社の福利厚生・行ける時間、そして水泳のレベルによって値段は変動します。
運良く条件が揃えば1回400円ぐらい、週に2〜3回泳ぐとして5000円ぐらいに収まります。運悪くスポーツクラブのフル会員しか選択肢がない場合は9000円ぐらいが相場です。
普通に練習するだけで固定費として月に5000〜1万円ぐらいかかると考えておいてください。
大会に参加するために必要なお金
大会の参加料は、概ね距離に比例します。長ければ長いほど値段が高いです。例外もあると思いますが相場はだいたい下記のようになります。
- スプリントディスタンス:1万円以下
- オリンピックディスタンス:15,000〜20,000円
- ミドルディスタンス:20,000〜30,000円
- ロングディスタンス:30,000〜40,000円
- アイアンマン70.3:45,000円
- アイアンマン:80,000円
いかがでしょう?マラソン大会や自転車の大会の倍以上の値段にビックリすると思います。
しかし、3種目を同時に行うのはとてもお金がかかることです。白戸太朗さんの話ではこれでも赤字でビジネスとして成り立たないと言っています。
楽しむためには仕方ないと思ってお金を貯めましょう。また、開催地域ではできるだけお金を使うことも大切です。地域の方の協力もなければ開催できませんからね。
それにしてもアイアンマンシリーズは抜きんでて高額ですね(苦笑)五島でアイアンマンをやっていた頃は他の大会と同レベルだったのですが、近年は国内の他の大会の倍近い値段になっています。
貧乏アスリートとしては厳しい話ですが、逆にこれだけお金を払うんだからしっかり準備しないとモッタイナイですよね。モチベーションを上げる材料と思って前向きに捉えましょう・・・
それと、これとは別に旅費と宿泊代も必要になります。これは県内か県外か、飛行機に乗るかどうかでも大きく変わってきます。ただ、前日に説明会がある大会がほとんどですから最低でも1泊2日の旅行にいく金額はかかると考えておいてください。
まとめ
如何だったでしょうか?
残念ながら、トライアスロンは練習するにも大会にでるにもお金がかかるスポーツです。さらに過酷でしんどいというイメージまでありますから、普通の人からみると本当に変態の集団かもしれませんね(笑)
でも、大会に向けてコツコツ練習したり、道具を揃えていったりするプロセスは楽しいものです。さらに大会に一度でも出れば、それだけの出費の価値があるということがわかると思います。
もし、あなたがこの記事を読んで「やっぱ無理」とは思わず、「どうやったら費用を捻出できるか」とか、「どうやったら節約できるか」ということに考えを巡らせたなら、迷わずトライアスロンの道に入ることをオススメします。
困難に立ち向かう人こそがトライアスリートですからね。アイアンマンのキャッチコピーにある通り
Anything Is Possible
ですよ!