2006アイアンマンジャパン五島長崎(ラン編)

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いよいよ最後の種目、ラン。これが終われば「アイアンマン」の称号を手に入れる事ができます。でもランでも色々ありました。ではラン編をどうぞ!

最初は順調だが右目が・・・

最初の10km程は予定通りのペースで走ることができました。どういうわけか、ずっとプロの堀陽子選手と抜きつ抜かれつで走ることに。

とはいえ堀選手はどうも調子が悪い様子。僕の方は順調・・・と言いたいところでしたが右目が本当に痛くて曇って前が全然見えない状態に。おまけに、だんだんとペースも落ちてきて堀選手にも置いて行かれました(でも結局途中で掘選手は棄権した様子)。

ついにコンタクトを捨てるも・・・

15kmぐらいからしんどくてペースが上がらなくなってきました。右目も痛いし曇って見えなくてうっとうしかったので、22kmあたりのエイドステーションで右のコンタクトを捨てることに。

コンタクトを外せば痛みと曇りから解放されると思っていたのですが・・・

コンタクトをとっても右目が曇ったまま!

これってひょっとして凄くヤバイのでは?と思い一瞬リタイヤが頭をよぎります。

とはいえあと20km程でゴールです。

ゴール後に病院に行けばいいだろう、でもすぐに手当てしないとヤバイ状況かもしれないし・・・と葛藤しながら走っているといつの間にか残り15kmほどに(苦笑)

ゴールを目指す!

その辺りから不思議なことにまたまた元気になってきてペースを上げて走ることができるようになってきました。もう、ここまできたらゴールを目指そうと腹をくくることに。

しばらく走るとお世話になっている家の人やその親戚の人たちの応援団の前を通過。大声援で迎えてくれてたおかげでモチベーションが再び上がります。さらに、mixi で知り合った方がいるエイドステーションに、なんと自分の名前の看板があり嬉しくなりました。その方とエイドで少し話もしました。本当はもっとゆっくり話したかったですが当初の目標の10時間30分でゴールするにはぎりぎりだったので再び走り始めることに。

途中はタイムが凄く気になっていたのですが、距離表示が近くなってくるについれて不思議とタイムはどうでも良くなってきました。ゴールへ近づいていることが嬉しくてしょうがないとい感じです。

ゴール手前2kmほどから市内に入るがもう島の人の応援が凄い!いろんな人が声を掛けて来てくれるんです。そんな声に応えながら走っているとしんどくても自然と笑顔になってきます。

最後、ゴール手前ではお世話になった親戚の人たちが待っていてくれて、そこの子供達と一緒にフィニッシュ!いままでのレースの中で本当に最高のフィニッシュでした。

アイアンマン2006ゴール写真

タイムの方も10時間30分37秒と目標通り、順位は総合58位、カテゴリー別では10位と自分の中では十分満足のいく結果に!本当にいろんな意味で大満足のレースでした。

ちなみに目の方はゴール後すぐ病院で診てもらったところ、海水を洗い流さずにコンタクトを装用し続けたことによる角膜炎と診断。目薬を処方してもらいました。また次の日には曇りもとれてほぼ元の状態に戻ってました。

海水が目に入ったときはコンタクトは外して良く洗いましょう。とんでもないことになりますよ〜

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