2015アイアンマンジャパン北海道

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5年ぶりのアイアンマンになります。
体力的には昔アイアンマンに参加していた頃よりかなり弱っているので、どうなることかと心配でしたが無事に完走できました。
そのときの様子をレポートします。

北海道にいくまでにトラブル勃発

レースの話に入る前に、まず今回は北海道にいくまでにヒヤッとすることがありました。

今回はJetStarを使って木曜の夕方に新千歳空港着、ホテルで1泊して翌日レンタカーで洞爺湖へ行くというスケジュールでした。ところが1時間半ほど前にセントレアに到着してJetStarのカウンターに行くと・・・

人がたくさん並んでいてただならぬ雰囲気。

なんと、これから僕が乗る予定だった便が機材トラブルで欠航することに!!

幸いなことにほぼ同時刻に出発するJALの便に振り替えてもらえることになったのですが、説明では100名しか席が確保できないとのこと。翌日の便に振り替えが可能だという説明も受けましたが、それでは説明会に間に合いません。

「こりゃぁ、ヤバいぞ」

とおもってドキドキして並びました。もうレース前から余計なストレスですよね(苦笑)

結局、無事にJALの便に乗ることができましたが、僕の隣や前には空席もあったので意外と席には余裕があったのかもしれません。何はともあれ無事に北海道に到着できて一安心でした。

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洞爺湖までの移動

アイアンマンでは大会2日前までに選手受付と説明会を済ませます。僕はこの日の午前中は千歳から洞爺湖までの移動でした。

新千歳空港でレンタカーを借りて出発。距離は確か100kmくらいだったと思います。下道を使って2時間弱到着しました。高速道路を使うともっと早く到着するようですが、下道でも信号はほぼ無くノンストップで行けます。高速道路料金も浮きますし北海道の大自然(単にずっと山道なだけですが・・・)も堪能できるので、急ぐのでなければ下道がおすすめです。

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激混みの選手受付

競技説明会は5回か行われますが、今回は時間的に最終の14:00からのものに参加することにしました。そのまえに選手受付しようと思ったら・・・これが長蛇の列!

競技説明会の1時間ぐらい前に選手受付にいったのですが、ず〜っと並ばされて終わったのは13:50ぐらい。もうギリギリでした。一緒に行った友人とも話をしていたのですが、選手受付の会場が狭く人も少なすぎますね。

木曜日から選手登録しているからバラけるだろうという読みかもしれませんが、みんな考えることや行動スケジュールは同じなので、こういう受付って大体集中するんですよね。昔の五島のアイアンマンではもっと受付会場も広くて人も沢山いたおかげで、ほとんど並ばずに受付できました。

人の確保が難しいのかもしれませんがもし来年も洞爺湖で開催するなら改善してもらえると嬉しいですね。まぁ、参加者が時間をうまく外すように行動すれば良いだけかもしれませんが・・・

なにはともあれ、無事に説明会も終わり帰りにエキスポで PowerBar ENERGIZE(ジェルでは無く固形のやつ)のチョコ味を2個購入。後で補給戦略を書こうと思いますが前半は固形物としてこれを食べました。最近は人気がないのか通販ぐらいでしかみかけなくなりましたが、僕は結構好きです。

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ホテルに帰たら宅配便で送っておいたバイクの組み立て作業。今回はトライアングルさんにオーストリッチのバイクケースを借りての遠征です。

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このバイクケースはコンパクトですが僕のバイクではハンドルとサドルを外す必要がありました。ハンドルは必須ですがサドルは下げられるフレームなら外す必要は無いと思います。オルドゥは変なフレーム形状だからサドルがあまり下げられないんですよね・・・

一緒に宿泊した友人はシーコンのトライアスロン用を使っていましたが、ハンドルなどもそのままでOKというのはやはり楽ちんでよいですね。ただ、DHバーの分だけ前が出っ張るかたちになり前重心になります。それに対してキャスターの配置が標準タイプと同じなので前転しやすく引っぱるときは注意が必要と言ってました。いろいろ一長一短ですね。

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バイクの組み立ては1時間ほどで完了。あとはウェルカムパーティの時間まで友人とレースに関する話をいろいろしながらまったりしていました。

ウェルカムパーティ!

ウェルカムパーティ会場へいくついでにゴール地点を視察。明後日ここに無事に帰ってきたいですね。

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ゴール地点周辺には大きなモニターもあったのでパーティのメイン会場だと思っていたのですが、実は屋内がパーティ会場でした。僕たちは屋外の席に陣取っていたので何となく拍子抜けでした。まぁ、モニターで見れたのでよいといえばよいのですが・・・

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パーティの食事はホテルで夕食があったので少し食べただけです。まぁ、食事としてはまぁまぁだったのではないでしょうか?

パーティの後はホテルでまったり。洞爺湖では夏は毎日花火があがります。ホテル屋上にある露天風呂につかりながら花火を眺めるのはなかなか贅沢な時間でした。

洞爺湖を試泳

大会前日は午後から試泳の時間が設定されていました。洞爺湖は遊泳禁止なので自由に泳ぐというわけにはいかないようです。

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実際に洞爺湖を泳いみて水の透明度には感動しました。湖でもこんなにキレイなんだな〜と。波も無いしとても泳ぎやすかったです。もうコーナーブイは設置してあったので、その位置を確認しながら10分ほど泳いで終了。淡水なので乾いてもベタベタせず快適。湖で泳ぐのもいいですね。

水泳はいい感じで泳げそうという感触でした。

バイクチェックイン

試泳してから一旦ホテルに戻り、再びまったりしてからバイクチェックインに行きました。チェックイン終了時間の1時間前ぐらいに行けば空いてるかなという読みでいったのですが、その読みが当たったのか、あまり混雑はなくスムーズに終了。

このとき、T2で受け取るラングッズが入ったトランジションバッグも預けます。ここにシューズ・サンバイザーと補給食(パワーバージェル×4個)を入れておきました。ランはエイドでいろいろ補給できるだろうと思いジェルをあまり持っていかなかったのですが、もう少し持っていけばよかったなと反省しています。

バイクの方はバイクラックに掛けて、ギアを39×17ぐらいにセット。その後ゴミ袋を切ったカバーを被せておきました。

カバーは夜に雨が降ったり朝露などでバイクが濡れてしまわないようにする対策です。サドルが湿っていたりチェーンのオイルが流れたりといったトラブルを避けることができます。

雨が降り続くような状況でなければ、カバーがあってもなくても大きな問題にはならないような気がしますが、余計なトラブルを避けるという意味でが掛けておきたいですね。僕は毎回ゴミ袋を使っています。大きなゴミ袋が2〜3枚あれば駆動部とハンドル周りはカバーできます。

しかし、今回はうっかりゴミ袋を1枚しか持って行ってなかったのでサドルとベントBOXを覆うぐらいしかできませんでした(苦笑)コンビニで買えば良かったのですが雨が降る様子もなかったのでこれでいいかなと。あんまり意味の無いカバーだったきがします・・・

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上の写真をみてもらえば分かりますが、会場ではバイク全体を覆う専用カバーを使っている選手も多く見かけました。気になる人はバイクショップなどで購入するのもよいかもしれませんね。

ちなみにアマゾンで調べると最安値で500円からありました。これぐらいの値段だったら、前日からバイクを預けるレース向けに買ってもいいかもしれませんね。

補給食のセッティング

バイクのチェックインが終わると後は補給食の用意をして準備は終了です。

レース当日の朝は何かと忙しいので、僕はいつも前日にある程度補給食は用意しておきます。

ドリンク系は冷蔵庫が大きければ作って冷やしておくのですが、今回はそうではなかったので粉末をボトルに入れて水を入れるだけの状態にしておきました。今回のドリンクはTOP SPEED ウルトラミネラルタブレットというやつにBCAAの粉末を混ぜたものをつかいました。今まではよくCCDドリンクを使っていたのですが、今年はエネルギーはジェル・固形からとることにしミネラル類などをドリンクでという方針に変えてみました。

エキスポで買ったエナジャイズバーはハサミで4等分にカットして、包装紙を一旦オープンしてから再び被せてすぐ取り出せる状態にしておきます。パワーバーは走行中にパッケージを破くのは大変なので最初から小分けに切っておくと便利です。ただし、包装紙も付けておかないとベタベタくっついて大変ですのでご注意を。これらをトップチューブに取り付けたベントBOXに入れて携行します。

ジェルの補給食に関しては今回Newアイテムを導入してみました。それがソフトフラスクです。

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写真のように柔らかいフラスクです。これは500ml入るのでジェルがタップリ入ります。僕はピットインの梅味を8本入れておきました。このフラスクの飲み口は噛むだけでジェルが出てくる構造なので飲みやすく満タン状態でも細身なのでジャージの後ろポケットにもぴったいはいります。

ただ、最初はパンパンなので掴みやすいですが、飲めば飲むほど萎んでくるので後ろポケットからの出し入れに多少手間取ります。また、萎んでくると飲み口の部分がブラブラするので、ポケットには飲み口側を下にして入れた方がベターです。飲み口を下にしても漏れる心配は全くありません。ポケットから出し入れに若干気を遣いますが、ジェルを毎回開封して飲むよりは手がべとつかないしゴミのことも考えずに済むので快適です。

ちなみに、今まではボトルにジェルを入れて水で薄めていました。それとどちらが良いかは正直微妙なところです。粘度の高いジェルの飲みやすさという面ではソフトフラスクの方がよいですが、水で薄めればボトルでもOKですからね。バイクなどからの取り出しやすさはボトルの方が上だと思います。

ただ、ジャージのポケットに入るのでボトルゲージを1個潰さずにエネルギーを携行できると考えれば有用かもしれません。僕は今回使ってみて気に入りました。

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これにジェルを詰めて補給食の準備は完了。あとは明日の朝のためにゆっくり寝るだけです。

とはいえ、やっぱり緊張してなかなか眠れないんですよね、これが(苦笑)

9時に消灯しましたが結局寝たのは12時ぐらいでした。こういう時は、全く緊張しない鉄の精神が欲しいですね。

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