お世話になっております。
永遠の初心者Y氏です。
今回は失敗というかトラブルに近いものかもしれません。
しかし、すこし先を予想することで防げたトラブルです。
今回出場した大会は、メイン会場からT1がバスで30分ほど離れたエリアに設定されていました。
したがってメイン会場から大会がバイク輸送をやってくれています。
バイク輸送をレース2日前にお願いし、レース前日にはT1に足を運び、バイクのチェックを行いました。
バイクチェックはおもにシフターとコンピュータの動作確認を行い、キチンと動いていることを確認。ほっと一息。
準備万端レース当日をむかえます。
レース当日。
まだ暗いうちにT1でバイクをセッティング。
ドリンクをいれたボトルをセットして、タイヤに空気をいれていましたら、サドル後ろのゲージに入れたボトルが落ちています。
拾ってボトルを再度セット。補給食を積み込んでいましたらまたボトルが落ちています。
「これが世にいうポルターガイスト現象か!?」
といぶかしんでみると、ボトルゲージが割れていました・・・
どうやらトラックでの輸送の際にわれてしまった模様。
あわてて、メカニックへいくも、交換用のゲージはないとのこと。
結束バンドを使ってなんとかボトルが固定できないか試みてくれるものの、結局アウト。
やむなく当初の予定からボトルを一本減らしてのスタートを余儀なくされ、スタート直前に補給・給水計画を再考するはめに。
しかも割れてしまったゲージは、バイク納車時にショップがサービスしてくれたカーボン製の最高級品。
ショップオーナーの厚意も損なってしまった気分で落ち込みました。。。
反省点
- バイクを輸送してくれる際は、サドルにつけてゲージはわれてしまう危険性は予見されていた。
トラブルを予測して対策をすることが大事。 - バイク輸送時には、ボトルをセットした状態であればリスクは少なかったかも。
また思い切って、輸送時だけはずしてしまってもいいかも。 - 前日のチェックのときにも気づく機会はあった。前日に気づけばブースで購入するなど対処法はあったはず。
道具は入念なチェックを。
カーボン製品は注意!
せっかくの高級品がなんとも切ない話ですね。また、補給計画が直前に狂ってしまうのはかなりの痛手です。本当にY氏は不運でしたね。それでも完走できたのだから立派です!
カーボンの製品は軽くて硬くて競技用としては理想的なのですが、金属と違って限界を超えるとパキッと割れてしまいます。今回の場合も金属製のボトルケージなら曲がっただけで何とか復旧できたかもしれません。
ちなみに、カーボンのベースはプラスチックです。カーボンの繊維方向に力がかかる場合は強いですが、そうでないとプラスチックの強度に近くなるので極端に弱くなります。カーボン製で特に薄いパーツの場合、取扱に十分に気をつけましょうね。