今回のお話もバイクパートでの出来事です。
この日はとても暑く、コース上に日陰は皆無。
実際、タイム重視の選手には倒れる人がおおく、救急車がピストン輸送をするような過酷な気象条件でした。
マイペース派の私も後半は暑さでふらふら。
ゴール間近になって苦手なバイクのフィニッシュが見えてきた安心感と、疲れと暑さで集中力が途切れてしまいました。
普段は左の写真のようにしっかりハンドルを握っていたんですが(DHバー握るのは苦手w)、 疲れてたため体を起こして右の写真のようにハンドルに手をついて、のこり500mほどをキコキコとぺダリングしていました。
と、そのとき!
不意にバイクがギャップを乗り越えました。
普段はちゃんと前方を確認して振動に備えるのですが、前述のような放心状態。
かつ、手は汗びっしょりでぬれた状態。
ギャップを超えたのと同時にハンドルについていた手は滑って、外れてしまいました。
「あっ」
と声を発したことをはっきりと覚えています。
だめだと思った瞬間、レース中も眠っていた体幹筋が(おいおいw)一気に覚醒!
完全にバランスを崩した状態から奇跡的に立て直し、なんとか落車は免れました。
猛暑の大会で冷や汗が流れました。
反省点
- ハンドルはきちんとしっかり握る。
- 後半は疲れてくるけれど、最後まで集中力をきらさないようにする。
ハンドルの握り方について
ハンドルはどんなにリラックスしていても左の写真用に親指をかけておくことが基本です。管理人もリラックスしている時はハンドルを握らず手を置くだけのこともありますが親指は絶対にかけています。この状態だととっさの時に瞬間的にハンドルを握ることができるので落車しにくいです。
滑りにくいバーテープについて
ロードバイク用で多いコルクで肉厚のバーテープは特に濡れた時に滑りやすいです。もちろんバイク用のグローブをつけていればよいのですが・・・トライアスロンでは素手で乗ることが多く、かぶった水や汗で濡れる状況になりやすいんですね。こういう状況でオススメなのはテニスのグリップ用のテープです。これは濡れるほど滑りにくくなるのでトライアスロンのシチュエーションにはピッタリです。値段もバイク用より安いぐらいです。薄手なのでクッション性はありませんが、DHバーを主で使う場合はあまり気にしなくてもよい思います。