満水!ぼくは飲めましぇん!!

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毎日の日常生活でも重要な給水。
暑い中で行われるトライアスロン大会においては、給水の重要性は言わずもがな。
私ももちろん給水の重要性を理解しています。
重要性を理解するがゆえに、飲んで飲んで飲みまくってしまったのです。。。

その大会は9月の大変残暑の厳しい日曜日でした。
競技説明会から、「こまめに給水するように」と繰り返しアナウンスがあり、
どの選手もスタート前から意識的に水やスポーツドリンクを飲んでました。

私も事前の天気予報でかなりの暑さを予想し、3本のボトルを用意。
ボトルはスポーツドリンクを凍らせておいて、バイクパートで冷たい状態で飲めるように工夫し準備万端。

レースでは、スタート前にもしっかり給水、スイムアップで給水、バイクパートでは10分おきにがぶ飲み、1時間半のバイクパートでボトル3本を空に。

これで脱水症状にはならんだろうとおもってましたが、別の問題が。。。

そう、飲みすぎたのです。

ランではお腹がちゃぽんちゃぽんと音がなって、苦しくて走れる状態ではありません。
それだけならまだ笑い話ですみます。

が、

お腹がちゃぽんちゃぽんの状態なのに、渇きが止まらないんです。

エイドをみつけては水やスポーツドリンクをがぶ飲み。
それでも2キロごとのエイドでは満たされず、ついにはコース内の蛇口からも直接給水!
ほかの選手は怖かったでしょうね。餓鬼道の亡者もかくやあらむ。

飲んでも飲んでも渇きはおさまらず、雪解け後の黒部ダムのような腹を抱えてなんとかゴール。
キツイというより、大変怖い体験をした大会でした。。

反省点

  • 給水は少しずつ。一度に吸収できる水分は限られている。
  • 暑いからといってがぶ飲みはしない。
  • がぶ飲みし始めると止まらなくなる。

給水は一定間隔で少しずつが基本!
ドリンクは一度に大量に飲むとお腹がチャポチャポになり、苦しいだけでなく内蔵へも負担をかけます。そもそも運動中は内蔵へ行く血流が抑制されるので内臓の働きが低下しています。そこへ大量の飲食物が入ってくると内蔵のキャパオーバーで消化や吸収ができなくなってしまいます。Y氏の場合は短い間隔でガボガボ飲み過ぎたのが悪かったようです。
いずれにせよ、補給は少しずつ一定の間隔で食べるようにすることが大切です。間隔は気温や疲労度によって変わってきますが水分補給は15〜20分毎を目安に考えましょう。ただ、これは補給やドリンクを持っていけるバイクでの話。
ランの場合はエイドで補給になりますが、疲労具合やエイドの間隔を考えて補給しましょう。夏の大会ではほぼ全てのエイドに寄るぐらいのつもりでも良いと思います。
また、一度に飲む量はほどほどに。一度に大量に飲むとY氏のように胃にたまるだけになってしまいます。

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