ここからはバイク編です。
いきなりこちらを見た人はまずはその1を読んでくださいね。
【バイク】
バイクコースは大会一週間前に下見済み。これは大正解。安心感が違う。
スタートからしばらくは路面が悪く、ボトルがたくさん落ちている。落とした人はこれからエイドまで熱い中どうしたんでしょうか?不測の事態にも冷静に対応できるような精神力が必要ですね。
沿道にはボランティアや市民が沢山いてくれて、アツイ声援を送ってくれました。
ここでは声援のたびに手を振って応えました。声援に応えると、「がんばれー」以外に声がかかったり、一段声援が大きくなります。
そうするとこれがまた力となってペダルに伝わり、しっかり頑張れる。これは作戦成功でしたね。
タイムを気にする選手にはダメですが、完走目指す選手には是非お勧めしたい作戦です。不特定多数に向けられた応援のベクトルが一瞬私だけに向けられるあの感じ。たまりませんね。
途中にエイドステーションがあって、水とジェルを補給。そこでも当然ながら休憩。しかもバイクをおりて10分!しかしこれも計画どおり。
余裕があっても色気を出さず、目標の完走にむけて淡々とマイペースで進むべし。
気分転換をして再度出発。どんどん先に出発していく選手がいるが、これまた気にしない。
1周目から2周目にはいる手前でついにプロの外国人選手に周回遅れにされる。
やっぱり外人選手は速いなぁ。一瞬でしたがプロのぺダリングを間近でみれて感激。こっちはサイクリング、あっちはちゃんとレースって感じでしたw
サイクリングの私は2箇所目のエイドでも10分休憩。トイレにもいく。
ちなみにエネルギーは事前に管理人さんからアドバイスをもらったとおり、30分に1本の割合でジェルを補給。
自分にあう補給食は事前の練習で確認済み。同じ失敗は繰り返さないZE(悶絶!補給食!!を参照)。
余談ですが、バイクの途中、ジェルのゴミをそのまま道に捨てる人がいましたが、あれはいただけませんねぇ。。つらいのは分かりますが、あそこは自制しないと。私は真に強いトライアスリートになりたい。
一番心配していたバイクですが、パンクもなく、沿道の声援のおかげでとても気分よくゴールできました。
(バイク 3時間50分弱)
【T2(トランジット:バイク→ラン)】
バイクをラックにかけて、横になってしっかりとストレッチ。バイクでは水を体にかけながら走っていたので靴もびちゃびちゃ。
足もふにゃふにゃにふやけてるし、気分転換も兼ねて靴下を履きかえ。
時間かかっても日焼け止めを入念に塗りなおす。もうラメは卒業(過去失敗談をみてね)。
水分補給、エネルギー補給して出発。
事前のプランよりも速い。天気もいいし気分上々。
種目がかわる度に気分転換できるのがトライアスロンの魅力の一つやね~なんて呑気にスタート。
しかしラストのランが地獄でした。
(T2 8分弱)
【ラン】
ランの入りは調子が良かったのか、想定していたタイムよりも1分以上も速い。
10キロまではプランどおりだったのですが、後半少しあげようと思ってたらまったくあがらず、むしろズルズルとペースダウン。
暑さもあってか、途中からは補給のジェルがのどを通らない。あの甘さを体が全く受け付けない。しまいには水を飲むものつらくなる。
突然の体調の変化にエイドで休憩。気分転換にエイドでのコミュニケーションをとるが一向にテンションが上がらず。当然ながらジェルがとれるようにもなれず。
だんだん腹がへってきてふらふら。ちょっと走ってはだいぶ歩き、だいぶ歩いてはちょっと走るの繰り返し。
残り3キロ前後が一番辛かった~ ほとんど歩き。動けないほど痛くもなかったし、気持ちは走りたかったけれどまったく体が動いてくれず。
補給の仕方が悪かったのでしょうか。腹の中には何もないのに吐き気までもよおしてきました。
事前のプランからも大幅に遅れだし、気持ちにも焦りが出始め、気分は一気にネガティブな方向へ転がりだしました。
もうトライアスロンは卒業じゃ~とずっと思ってましたね。
そういう時に限って日陰もない。エイドも遠い。エイドに行ってもジェルなんていらねぇし。。。
それでも気持ちを前へ切り替えて、体を前へ進ませる。あとは気力だけ。
ゴールゲートが見えた時はうれしかったな~
最後はちょっとでも走ろうとおもってラスト50mだけ走りました。それ以上とても走れませんでした。
(ラン 2時間55分弱)
ホントにつらかったけれど、当初の目標だった完走をクリア。
後半はかなりつらく、もうトライアスロンはやらん!とおもってましたが、ゴールテープ切った瞬間に、来年もでるぞ!に変ってました。
痴呆でしょうか。いいえ、誰でも。
それがきっとトライアスリートなんでしょう。
フィニッシュタイム 7時間45分強
【よかった点】
- 今までの失敗が活かされた。失敗は成功のもと。
- 下見を十分に行って、自分のレベルに合わせたレースプランを作成することで落ち着いたレース運びができた。
- 応援を力にする方法を発見。
【反省点】
- ランで完全につぶれる。内臓がやられた感じ。
練習不足以外では補給の問題か?
大福事件以来の恐怖を感じる。
まだまだ反省点が多いですが、反省点は次の成功をうむ!
挑戦あるのみ!!