スプロケットの交換で注意すること

トライアスロン解体新書 運営日誌

スプロケットの写真

いよいよタテトラまであと4日になりました。

レース前には機材の準備も大切。

ということで先日決戦ホイールのスプロケット交換をしたのですが、ちょっと失敗したのでそのご報告を。

実は一昨年まで9段のコンポを使っていたこともあり、10段のスプロケットの数がホイールの数よりも少ない状態にあります。

ですので大会前しか決戦ホイールにはスプロケットをつけていません。

で、今回は屋外の練習用に使っているキシリウムのスプロケットを外して交換することに。

じつは、キシリウムから他のホイールに付け替えるのは今回が初めて。

スプロケットの最終段にはまっているスペーサー(下図の赤丸)が妙に分厚い。

スプロケット図
©シマノ

あれ〜、いつもとちがうなぁ?

と思いながら決戦ホイールに組み込んでみたところ、若干違和感を感じつつも取付は無事完了。

ところがホイールをバイクに付けて軽く回してみると・・・

チェーンがフレームに当たって回らない!

どうやらスペーサーが厚すぎてスプロケットが外側寄りになり、チェーンとフレームが干渉してしまったようです。

あとで聞いてわかったのですが、キシリウムのハブは特殊で専用のスペーサーを使っているということ。無知とは罪ですね〜(苦笑)

ここで本来なら薄いスペーサを使わなければならないのですが、見つからなかったので仕方なくスペーサー無しで組んでみました。

これでチェーンはレームとは干渉しません。変速大丈夫そう。

OKだと思っていると・・・

今度はクランクの角度によってフリー付近からガラガラと異音が・・・

パッと見た感じでは、どこかが干渉しているわけでもなさそう。

先ほどの厚いスペーサーを使った影響でフリーがおかしくなったのか?

下手にいじって壊すのも怖いので、いつもお世話になっている「とらいあんぐる」さんへ。

調べてもらうと、スプロケットの固定にガタがありました。それが原因で異音がするんだろうという話に。

でも、ロックリングはしっかり締めたはず、なぜガタが・・・

その答えはまたもやスペーサーでした。

この決戦ホイールには薄いスペーサーが必須なんですね。それがないとロックリングをいくら締め込んでもガタが出るようです。

店長曰く、

「ホイールに専用のスペーサーがついていた」

らしいのですが・・・それがどこに行ったかは不明(苦笑)

ということでシマノにスプロケットについてくるスペーサーで組んでもらうと・・・

バッチリでした。

異音もせず変速も問題なし。

前からこのスペーサーって意味あるのかな?と思っていたのですが、ホイールによっては大きな問題になることがわかりました。

ガタが出ない場合でも、スペーサーの有無でチェーンラインが微妙に変わるので変速に影響が出るそうです。

たかが薄い板一枚でも変わるんですね。

★まとめ

スプロケットにつけるスペーサーの有無・厚みはホイール毎に違う。

むやみに変えないこと!

自分でスプロケット交換する人は間違えないようにしましょう♪

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