さて、今回はカーボンウィング取付編です。
カーボンウィングは取付角度が2種類選べます。水平と斜めですね。
今回は思うところがあって上の写真のように斜めに取り付けました。
空気抵抗のことを考えると公式サイトにも書いてあるように水平になるように取り付けるのがベストです。
ただ、直近で出場するアイアンマン70.3セントレアは小刻みなアップダウンが多いコース。トップスピードで巡航という場面は少なそうですし、ダンシングも多用すると予想されます。
さらに僕の感覚ではダンシングの時にサドル周りが重いとやりにくい感覚があり、できるだけ重心位置は下げておきたいです。
ということで、セントレア向けには写真のように下げた角度で固定することにしました。
バイクに乗り降りする時もこちらの方が楽ですしね。
逆に伊良湖のようにダンシングが不要なアップダウンの少ないコースを走る場合は水平に配置すると思います。
ボトルゲージは手持ちのものを装着。CO2カートリッジを固定するホルダーについては純正でXナットとかX-ストライクというやつがあります。
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しかし、フレームに取り付けるホルダーを持っていたので今回はそれを利用することにしました。節約です(笑)
しかし、思わぬ落とし穴がありました。
手持ちのホルダーは丸いフレームに取り付ける前提で設計されているためか、そのままでは平らなカーボンウィングの背面に干渉して付きません(泣)
仕方ないのでバネ座がね2つをスペーサでかませて固定しました。ボルトの緩みがちょっと心配なのでマメにチェックする必要はありそうです。
こういう状況なので、これから買うならXLAB純正を買うことをオススメします。
今回もっとも悩んだのはスペアタイヤの取付。下にあるようなオプションのバッグを買うというのもありですが、カーボンウィングの下にぶら下げるのはイマイチスタイリッシュではないです。
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ということでまず付属のXストラップの長い方でタイヤを巻きます。
それをカーボンウィングの中央のスペースに押し込み、ボトルケージを共締めしてあるXストラップで固定。これだけだと後にすっぽ抜けるので、もう一本ダイソーで買ってきたマジックテープをCO2カートリッジホルダーに引っかけて巻きつけてあります。
ちなみにタイヤレバーは底面にマジックテープとビニールテープで固定。
これでパンク修理道具はOK。
さらに、このままでは段差を越えた時にボトルが飛んでいく確率が高いのでボトルもマジックテープで固定しています。
これでは一旦外すと走行中は再固定不可能です。しかし、僕の使い方ではすぐにハンドルに着けたエアロドリンクボトルに入れ替えてしまうので問題有りません。空ボトルはマジックテープで固定しなくても飛んでいきませんからね。
この仕様で何回か100kmほど走りましたが問題は発生しませんでした。
ということで、とりあえずレースに望める状態にセットアップ完了です。
カーボンウィングは確かに収納力はありますが、オプション品無しで何とかするにはそれなりに頭を使います。めんどくさい人はバッグなどのオプション品を買ってしまう方が楽で安心かもしれません。
また、捻れ剛性は思ったより低いです。走っていて問題があるレベルではないですが、しっかりしたモノというイメージだとビックリするかもです。
セットアップに色々と頭を使いましたが、総合的には豊富な収納力に満足しています。それに何よりカッコイイですしね。
ミドル以上の大会に出場する方にはオススメですよ。
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ちなみに、値段だけで考えるとターボウィングがリーズナブルですが、中央部のスペースがないので収納力はすこし落ちます。
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