この大会で初めてリレーに参加したのですが、メンバーはベストとは言えない状況にもかかわらず目標は優勝でした。なかなか大変なチャレンジでしたがその結果は如何に!?
目指せ優勝、でもメンバーの状況は・・・
今回は初めてトライアスロンリレーに参加しました。サンライズイワタIN竜洋大会そのものも初めてでした。距離はスイム1km、バイク37km、ラン10kmです。
僕の担当はモチロン得意種目のバイクパート。実は昨年(2004年)トライアスロンステーションチームはリレー部門で優勝しています。今年は当然連覇を狙っての参戦。メンバーはバイク以外は昨年と同じ顔ぶれです。バイクはトライアスロンステーション代表の高橋さんだったのですがこの年は妊娠中でさすがに出場できません。ということで僕にお声がかかったんですね。
目標は連覇と去年のバイクラップよりも速いこと。エントリー当初はやる気満々でディスクホイールまで借りました。
しかし・・・、一週間前の伊良湖で足首を痛めまだ治らずという困った状態に。自転車に乗る分には痛みはほとんど無いのですが走ることができません。
さらによく聞くと他のメンバーも体調は悪そう(苦笑)スイムパートの高野選手は数日前に熱を出し、ランパートの河村選手は夜勤明け。正直なところ連覇どころか参加さえも危ういチーム状況でした。本当に前日の夕方までどうするか迷っていましたが最終的には行くことに。みんな辞める勇気がないのか無理が好きなのか??何はともあれ多くの不安を抱えつつの挑戦となりました。
スイムはトップ!
熱を出したスイムパートの高野選手は土曜日一日寝ていたらかなり回復したようで、とりあえずスタートはできそうな雰囲気に。ところが会場に到着してみるとリレー交代位置とバイク乗車位置までの距離が100mぐらいあることが判明。この区間はバイクを押して行く必要があります。しかし、歩くのがやっとのこの足で乗車位置まで行くのにどのぐらい時間がかかるのやら・・・。まぁ、ここまで来たらもうやるしかありませんね。
スタートはリレーの部と個人の部が同時です。高野選手はスイムはトップクラス。熱の影響もなんのそので 2位以下に10秒以上差を付けて上がってきてしまいました。そうなると僕も頑張るしかないわけで(苦笑)痛む足を引きづりながらなんとか乗車位置までトップでたどり着きます。そのころには後続の選手が追いついてきていましたがバイクに乗ればこっちのものです。久々に後のことを考えず全力でペダルを踏みました。
トランジットでデッドヒート!?
しばらく一般道を走ってからスズキのテストコースへ。アップダウンは緩やかでテクニカルなコーナもない走りやすいコースです。このレースは距離が2タイプあってバイク70kmの長いタイプの選手がすでにスタートしてコースを走っています。その中へ合流。こっちは37kmだけ走ればいいのでハイペースで抜いていきます。
とはいえ、一週間何もしていなかった&諸事情によりアップ無しだったので最初の15分間はかなり苦しかったです。ちょっとこれはヤバイかもと思いましたが、中盤になってくると呼吸も落ち着き(実はペースも落ちていたかも知れません)その後はイーブンペースでひたすらに走ることができました。追う目標物が無く追われる立場なので正直走りにくかったです。
前半飛ばしすぎて後半少し疲れが出たものの1位をキープしてテストコースを出ることができました。このときはまだ後ろに付いてくる選手も見えなかったので一安心。ところがそこで油断したつもりは無かったのですが、バイク降車位置に到着してバイクを降りたらすぐ後ろに選手が居ました!やばい、と思い足首の痛みを我慢して必死に走る。ここが一番つらかったです。
おかげで、なんとかリレー交代地点までは1位でたどり着けました。そこで抜かされたのですが、ゼッケンを見るとその選手は個人参加の選手!そんなに頑張らなくてよかったんですね・・・
ランで肉離れに!しかし・・・
何はともあれその時点でリレー部門の2位との差は4分。ランの河村選手にとっても余裕で勝てるタイム差・・・のはずだったのですが、なんと途中で脚が肉離れを起こしてしまい大幅にペースダウンに!
そんなことも知らないので、ゴールで待つ僕たちは予想タイムを過ぎても帰ってこないのでかなり不安になりました。でもなんとか逃げ切ってくれ2位とは40秒差でゴール!!3人一緒に並んで感動(?)のゴールイン、連覇を達成しました!
ただ、個人の部の1位には負けてしまい総合で2位となってしまったのが残念でした。個人的にも平均速度40km/h達成できなかったしバイクラップ も2位だったのが残念でした。
ちなみに表彰式のとき3人中2人は足を引きずって歩いていたので、見ていた人はきっとかなり不思議に思ったに違いないですね。何はともあれシーズン最後を良い結果で締めくくることができよかった です。