第16回珠洲トライアスロン

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珠洲大会はバイクコースがきつくて有名な大会です。実際かなりしんどかったですが景色も良くトライアスロンを楽しむにはもってこいの大会だと思いました。
タガマンはショートとミドルの中間ぐらいの距離でしたが、珠洲はミドルディスタンスど真ん中の距離。当時は初挑戦の距離だったのでかなり不安がありました。どうなることやら・・・

まずは練習状況(言い訳(笑))

珠洲トライアスロンはスイム2.5km、バイク100.2km、ラン23.3kmのトータル126km。今まで出た中で最長距離です。バイクコースがきつくて有名なので、バイクが得意な僕にはもってこいと思い申し込みました。

距離が距離だけに申し込んだ当初は万全の体制で臨もうと思っていたのですが・・・仕事のスケジュールが前倒しになり夜遅くまで業務が続いたことと、父の葬儀後のバタバタで7月はほとんど練習ができませんでした。

ということで今回は自分の中で下記のような優先順位で目標を定めました。

  1. 無事完走すること
  2. 順位は自分のゼッケン番号(77)より上(深い意味は無し)
  3. タイムは6時間以内

ここ数ヶ月バイクで100kmなんて距離は走ってません。一週間前の練習では90分ぐらい自転車に乗ると足が回らなくなっていたので得意のはずのバイクが一番不安でした。ということでバイクでは無理をしないために心拍160bpm以下で走るという作戦をとることに。

スタートでいきなりつまずく

こんな状況だったのでスタート前は今まで一番不安でした。こういう時は慎重にいこうと思っていたにもかかわらずスイムスタート前からいきなりトラブルが発生。

スタート前の準備にゆっくりしすぎていたためスタート地点の海岸に出たときにはもうすでにウォーミングアップの時間が終わっていたんです!おまけに今回はウォーミングアップは泳いでしようと考えていて他に何もやっていませんでいした。まさにまったく体を動かさずしてスタートに立っていたのです。

スタート位置に着くと周りの人はみんな濡れているのに自分一人だけ乾いている状態(苦笑)。ただ、今回は完走を第一目標にしていたので「まぁのんびり行けばいいや」とすぐに開き直れたのは良かったです。

しかし、ウォーミングアップをしていない影響が早くもスタート直後に現れます。

今回のスタートは浜辺から走るタイプ。ところが予想以上に遠浅でなかなか泳ぎ始めることができません。おまけに波も高くて走りにくい。試泳していればわかっていたことなんですがね・・・

で、それに気を取られて波に足をさらわれ危うく転びそうになり、右膝をひねってしまいました。泳ぐ前からいきなり膝が痛くなり「まずいなぁ」と思いながらもそのまま泳ぎ始めることに。幸い(?)しばらく泳いでいると膝の痛みはなくなりました。後のバイクとランに影響ないかなぁと気になったのですが、しばらくするとそんなことはすっかり忘れ結局ゴールするまで思い出すことはありませんでした(笑)まぁ、それほど重傷ではなかったんでしょう。

さて、スイム自体は潮の流れが穏やかで泳ぎやすくなかなか快調に泳ぐことができました。しかし海から上がりゴーグルをとると・・・

「あれ、世界がぼやけている・・・!?」

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