応援メッセージの効果!?
トライアスロン伊良湖大会では、毎年ランスタートしてしばらく走ったところ(ゴール付近)で応援メッセージを読み上げてくれます。粋なはからいですね。
メッセージは前日に受付で募集しています。
うちの嫁さんも何か書いてました。
何を書いたのやら?
さて、話はレースに戻りましょう。
ランに移ってすぐにトライアスロンステーションの高橋さんが
「たぶん5位ぐらい!」
と教えてくれました。
予想外によい順位に驚いたのですがあまり嬉しくない(苦笑)
もう頭は「のんびり完走モード」でしたからね。気持ち悪い&足つりそう、ということでまともに走れないと思っていました。
このペースではドンドン抜かれるのは目に見えていたので
「どうせ今年は去年より順位悪いだろうなぁ」
なんていうマイナス思考で頭の中は一杯(笑)
そんな状況で応援メッセージのアナウンスがあるゴール前付近を通過。
しっかり嫁さんのメッセージを読んでくれました。
その内容は
「目指せ10位以内!」
聞いた時点では
「いや~、この状態じゃぁムリムリ、ごめんね」
と頭の中で謝ってました(苦笑)
実際、3kmあたりまでは本当につらかったです。
1kmちょっとぐらいの所で柴田卓也チームの人達がみんなで応援してくれましたがその時はつらさのピーク。
「ちょっともうムリです・・・」
なんて弱音を吐いたりしてました。
当然ながらどんどんと抜かれます。13位ぐらいまで落ちたと思います。
しかし3kmを過ぎたあたりから足のつりそうな感覚が無くなり、吐き気もおさまってきました。
すこしづつペースを取り戻していくと逆にさっき追い越していった人が歩いてたり立ち止まってたり。
「ひょっとしてこれはいけるかも!?」
とだんだんモチベーションがアップ。
5kmの折り返し地点で11位であることを確認。
しかし、10位の人との差はまだけっこうある。
「とりあえず今の順位だけは死守するぞ!」
と頑張っていると・・・
なんと10位の人が立ち止まっているではないですか!?
「あきらめて歩かないで良かった!」
とホントに思いました。
これで10位。
しかしまだ安心はできません。
嫁さんのメッセージに答えるためにもここは踏ん張りどころ。
後続に追い越されないように必死でした。
そうしてると今度は9位の選手の背中がどんどんと大きくなってきます。
「あれ、ひょっとして追いつけるかも!?」
しかし急なペースアップができるほど余裕はありません。
でも少しずつペースを上げていきラスト1kmを切ったところで追い越しに成功。
あとはこの順位を守るために全力を振り絞る。
多分ゴール直前でこんなにスパートをかけたのははじめてですね。
そうして、なんとか逃げ切って9位でゴールイン!
無事、メッセージに答えることができました。
順位もいままで2番目によい順位で年代別は1位に!
途中何度も絶望的な気分になりましたがあきらめなくてホントに良かったです。
つらいときもグッと我慢して続けているとチャンスはちゃんとやってくる。
改めてそう思ったレースでした。
みなさんもしんどい時こそあきらめずに頑張りましょうね。
きっとチャンスがやってきますよ!
さて大会は無事に終わりましたが、今年は本当に暑くて大変でした。
ゴール後はバテバテでみなさんこんな↓感じ。
こんななか大会を運営してくださったスタッフやボランティアのみなさん、おつかれまでした&ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします!