実際近眼の人はどうやっているのか?2011年まで視力0.05のド近眼だった僕がお話しします。
メガネvsコンタクトどちらを選ぶ?
トライアスロンはスイムでもバイクでもランでもしっかりコースが見えなければ危険です。だから自動車が運転できる程度の視力は確保しておくべきだと思います。
となると近視の人はメガネかコンタクトしかありません。スポーツをする場合はソフトコンタクトが一番よいと言われますがトライアスロンではスイムがあるので少々事情が複雑です。
それぞれのメリット・デメリットやレースでの現状を書いてみましょう。
メガネ派の場合
そもそもコンタクトが嫌という人も多いですよね。その場合はメガネになるわけですが、水泳では度付きゴーグルを使わざるを得ません。バイク・ランは普通のメガネでも良いですが・・・まぶしさや風の巻き込みなどを考えると度付きサングラスかメガネの上からかけれるタイプのサングラスを使った方がベターです。
それぞれ度が入った道具を用意する必要があるので少々めんどくさいですが、後で書くようなコンタクト特有のトラブルはありません。
それからスイムから上がった後メガネをどうするかですが、多くの大会ではスイム上陸地点付近にメガネ置きコーナーを用意してくれています。スタート前にそこにメガネを預けておけば大丈夫です。そこまではゴーグルを付けたまま走ればOK。
また、もしそういう気が利かない大会であってもトランジットのところに置いておけばよいのでそれほど問題にはならないでしょう。※但し僕はメガネで大会に出たことはないので思わぬ落とし穴があるかもしれません。
コンタクト派の場合
コンタクトを使えばゴーグルもサングラスも好きに選ぶことができとても便利です。また、何が起こるがわからないので使い捨てコンタクトがオススメです。
トライアスロンにおけるコンタクト使用で最大の問題はスイムのバトルです。顔を蹴られてゴーグルに水が入ることがたまにあるんですね。
このとき運が悪いとコンタクトが流れてしまいます。
実際に僕はスイムで両目ともコンタクトが外れてしまったことがあります。その時は幸運にもゴーグルの中にコンタクトが残っていたのでトランジットで装用しなおしました。スイムでは近くのブイと前を泳ぐ人を頼りに何とかコースアウトせずに済みました。
また、海水が目に入ったら一度コンタクトを外して洗った方がよいです。
アイアンマンにはじめて出場したときのことです。バトルでゴーグルが浸水し目に海水が入ったのですが、運良くコンタクトは外れませんでした。海水で多少目がヒリヒリしたのですがガマンして競技を続けたところ・・・
角膜が炎症を起こし翌日まで視界が曇ったままになったことがあります。
それ以来スイムのバトルではゴーグル周辺を守ることが僕の最優先事項になってしまいました(苦笑)スイムでイマイチ積極的になれないのはコンタクトをしているというのもあったりします。
それからスイムでコンタクトが流れた時の保険としてトランジットにも使い捨ての新品レンズを置くようにしています。目が見えなくてリタイヤというのは嫌ですからね。幸いにもまだこれのお世話になったことはないですが・・・
もう一つの究極の選択肢
メガネもコンタクトも一長一短。でもこれを完璧に解決する方法が一つあります。
それがレーシック(視力矯正手術)です。目の手術はやっぱり怖いので僕も長らく避けていたのですが、2011年秋についに手術に踏み切りました!
もう何レースも出てますが、コンタクトのことが気にならないのでスイムでも積極的に行けますし、準備する物も減るのでレースが楽になりました。練習でもコンタクトやメガネを気にすることなく思い立ったらすぐ練習できますし、今のところ良いことづくしです。
もちろん日常生活でも快適さはアップしていますので、値段は高いですが、コンタクトやメガネの費用が不要になると思えばそれほど高い投資ではないと思います。
ただ、安全性はやっぱり気になると思います。手術が始まってから30年ほど経っており症例数も何十万件あるとはいえ、不安になることは間違いないです。
僕もレーシックを受ける前には目のことや手術のことを色々調べました。その時に勉強したことやレーシックの体験をまとめたサイトを今制作中です。
まだ完成していませんが、近視が気になる人、近視をこれ以上悪化させたくない人は見てみてください!
「近視で悩むアスリートに読んでほしい レーシック体験談と目の話」