正直なところネットをみても強い人の体験記しか載ってないケースが多いです。
エンジョイ派のY氏は「この記事を読んで長い距離に挑戦してくれたらいいな」という思いがあるそうです。
それでは、「Y氏のミドル初挑戦記」はじまりはじまり〜
様々な経験(失敗がメイン)を経て、ついに私Y氏もミドルへ挑戦することにしました。
初めてトライアスロンを始めた時にはショート51キロも長いなぁという感じでしたが、スプリント、ショートを計7回完走し、遅いなりにも自信をつけての挑戦です。
初ミドルに選んだのはIRONMAN70.3セントア。家からのアクセスの良さで大会をえらびました。
【レース前日】
大会前日の説明会にはアスリートがズラリ。
いつものショートの大会よりも選手の気合がすごい。何となくどの選手もものすごーく強そうにみえる(実際に強いんでしょうけど)。ハーフとはいえIRONMAN、外国からも誰だか知らんが強豪選手がやってきてるらしく壇上で紹介されてるし。
なんとなく周りにのまれそうになる。ありゃ、これは時期尚早だったかなぁ。
でもおちついて考えてみたら、完走するのには周りがどんなに速くてもカンケーネーわ。
今回は事前にコースの下見をし、さらに制限時間を目いっぱい使って完走できるような時間割を作成してシュミレーション済み。考えれば考えるほど他者は関係なし。
気持ちをポジティブな方向に持っていくことが完走に向けてのキーだということを過去の大会でも経験しています。
夜にもう一度レースプランをチェックし、はやいめに就寝です。
【レース当日】
当日はいつになくリラックス。昨日割り切れたのがよかったかな。
【スイム】
いよいよ初ミドルスタート。
第1ブイを回ってからは正面から潮流を受けるという説明だったので、前の選手にくっついていって省エネ作戦。
第2ブイを回ってからはどうやら集団で大きくコースを外れたよう。どう見ても第3ブイが右手に見えるような気がしてならない。
確かにブイが低く小さく視認しずらい。落ち着いていたので、ブイ近くに停泊している目印のヨットを確認して進路変更。ロスは最小限。
スイムは前方を見て泳がないとやはりダメですね。経験が活きました(詳しくは迷走!初スイム!!を参照してください)。
(スイム45分弱)
【T1(トランジット:スイム→バイク)】
スイムアップからトランジションエリアまで、みんな浜を走っていく。私は勿論歩き。みんなどんどん抜いていく。私は自分と競争しているので気にしない。
トランジションエリアではしっかり足を拭いて、砂を落とし、靴下を履く。水分とエネルギーを補給。手袋も装着。ストレッチしてボツボツスタート。ここでも走らない。走るとあせる。
ここで1分、2分速くなっても大勢に影響なし。割り切りが大切。”第4の競技”は驚きの9分。しかし事前のプランより速い。お、調子がいいぞ!w
(T1 9分)