プルで水を後ではなく下に押していたことに気づく

トライアスロン解体新書 運営日誌

昨日(6月9日)はスイムの練習でした。

今回はトータルの練習時間を50分として、マフェトン理論に従うつもりでしたが・・・
アップでドリルをしているときにあることに気づいたので、その検証と改善策をずっと考えながらドリルばっかりで終わってしまいました。

その気付いた事というのは、キャッチからプルに移る過程で水を下に押していたということです。

気づいたのは西内選手のブログで見かけたキャッチスカーリングをやっていたときのこと。

ストロークに集中するためにプルブイをしながらやっていました。

で、手にしっかり水圧を感じて水を捉えているつもりになっていたのですが、頑張れば頑張るほど足が沈もうとするのです。

いつもなら、「スカーリングするときに体のバランスが崩れているからだろう」と考えて沈まないようにキックを軽く打って調整するのですが、今回はプルブイをしているから足が沈むことは無いはず。

プルブイしてるのに下半身が沈もうとするのはなぜだ?

と、しばらく考えていてふと気づきました。

「キャッチからプルの時に水を下に押してるからじゃないのか?」

実際に、キャッチしてから顔の方に水を掻き込む感覚でスカーリングすると全く下半身が沈みません。水を捉えている感覚はあまりないのですが、スカーリングで進むスピードもほぼ同じぐらいを維持できていたように思います。

水を捉えている水圧だと感じていたものの正体が、実は水を下向きに押さえ込んでいるだけだったというのはちょっとショックな事実です・・・

当たり前ですが、いくら下向きに水を押しても体は前に進みません。それどころか下半身が沈む原因になります。頑張ってるわりに進まないというやつですね、これは。

僕はプルブイを挟んで泳ぐとバランスが上手く取れず、いつも泳ぎにくさを感じていました。

水を下に押して下半身が下がろうとしているのを無意識に何とかしようとして、バランスを崩していた可能性が高いです。

そして、普通のスイムではキックで下半身が沈むのを誤魔化していたということですね。

これはひょっとするとスイムのレベルがアップする大きなチャンスかも・・・

と思い、昨日はスカーリングとクロールの繰り返しでキャッチから下に押さえ込まないストロークにする練習ばかりしていました。

そうすると、今度は別の問題が発生(苦笑)

呼吸がすごくやりにくい。どうやら今までは水を下向きに押さえて支えることで呼吸ができていたようです。これは呼吸のタイミングも修正する必要がありそうです。

これはキャッチスカーリングと同時に紹介されていたシングルアームをしっかりすることで何とかなるのではないかと期待しています。

当分はこの課題の解決に集中してドリル付けの日々になりそうです。

ちなみに、シングルアームとキャッチスカーリングの説明動画はこちらです。

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