トライアスリート・トレーニング・バイブル(TTB)を参考にアイアンマンに向けたトレーニング計画を立てるシリーズ3回目。
今回は年間トレーニング時間と週の時間配分を決めていきます。
- 今シーズンの目標を設定(済み)
- 出場レースの優先度の決定(済み)
- シーズンを各トレーニング期に分ける(済み)
- 年間トレーニング時間の決定
- 週間トレーニング時間を割り当てる
- シーズン目標に向けたトレーニング目標の設定
TTBでは年間トレーニング時間を基準にして週毎のトレーニング時間の割り振りを計算します。
本には年間トレーニング時間と各期毎の週間トレーニング時間の対応表が載っており、年間トレーニング時間さえ決めれば各期の週間トレーニング時間を簡単に決めることができます。
「おお、なるほど!」
と読んだときは思ったのですが・・・
年間トレーニング時間って難しい・・・
年間トレーニング時間の算出方法については本に詳しく書いてあり、一番良い方法はトレーニング日誌から計算することです。しかし、僕の場合はトレーニング日誌をつけていません・・・
そういうダメアスリートの場合、週ごとにどれぐらいのボリュームのトレーニングをしていたか思い出して、そこから推算すればよいと書いてあるのですが・・・この2年ほどは大してトレーニングしていないので参考になるとは思えません。
現状では年間トレーニング時間の算出は不可能だという結論に達しました。やっぱりトレーニング日誌はつけるべきですね・・・
ただ仕事や家庭の両立を考えると、年間という長いスパンで考えるよりも、1週間で捻出できる最大トレーニング時間を基準として考えた方が、無理のない現実的な数字がでるような気がします。TTBのやり方は本当にトライアスロンに全てを賭けている人向けなのではないでしょうか?
ということで、1週間で捻出できる最大のトレーニング時間を決めて、そこから各期毎の週間トレーニング時間を決めることにしました。
週間トレーニング時間の最大値
1週間で最大どれぐらいの時間をトレーニングに割り当てられるかは、仕事の状況や家族サービス等々で変わると思います。20時間ぐらい割り振れるひともいれば6時間ぐらいしかダメという人もいるでしょう。
僕の場合は休みは日曜だけなので、丸一日練習に使うのはちょっと厳しいです。午前中だけ練習するとして準備や片付けまで考えるとトレーニングに実質割り当てらる時間は5時間ぐらい。
平日は頑張って起きれば朝に1時間は確保できるので月〜土までで6時間。
夜は状況によりますが1時間を週に3回はギリギリ確保できると思うので3時間。
合計すると14時間は作り出せそうです。但し休息日無しですが・・・
最大の週間トレーニング時間が出せたら、TTBの198ページに載ってい週間トレーニング時間の表を眺めて、週のトレーニング時間の最大値が14時間のものを探してみました。
残念ながらピッタリのものはなく、年間450時間のときの週の最大値が13時間、500時間では15時間でした。
両者の真ん中になるように計算しても良かったのですが、トレーニングのボリュームに関しては無理して継続不可能になるより無理なく継続できる方が絶対に良いので、年間450時間のスケジュールを採用することにしました。そうすると1時間余裕ができるので、最長の週でも無理なく1日休息日を作ることができます。
こうして週間トレーニング時間を割り当てると次のようになります。
これでどれぐらいの時間をトレーニングに割り当てられるかも明確になりました。
あとはこのスケジュールを参考に自分が達成できそうなトレーニング目標を決めていきます。
ちなみに、このトレーニング時間でシーズン目標を達成できるかどうかはわかりません(TTBではアイアンマンなら年間600時間以上を推奨してますが、もっと少なくてよい場合も多いと書かれています)。
実は目標達成には少なすぎる練習時間かもしれないので、トレーニングの進捗と体力レベルに合わせてシーズン目標は変えることになるかもしれないです。
まぁ、「やってみないとわからないこと」をあれこれ考えると行動できなくなるので、今はこのスケジュールでベストを尽くすことだけを考えていこうと思います。
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