10年間のヘルメットの進化〜OGKのms-2を購入!

トライアスロン解体新書 運営日誌

先日、10年ぶりにヘルメットを買いました!

OGK KABUTOのms-2です。

この10年間おかげさまで頭を打つ落車をしなかったこともあり、METのストラディバリウスの2001年モデルをずっと使い続けていたのですが、さすがに10年使っていると内側のパッドがボロボロになり、フィット感がかなり悪くなっていました。

パッドだけ取り寄せればまだまだ使えそうだったのですが・・・

去年臨時パイロットとして鳥人間コンテストに出場したのですが、その時に借りて被ったOGKのモストロがすごく良かったんですよね。軽いしフィット感はいいし。

で、買おう買おうと思っている間に2011年シーズンも終了。

「これじゃぁいかん、来シーズンこそは新しいヘルメットで!」

と最近になって思い立ったわけです。

当初はモストロにしようと思っていたのですが、お店に置いてあったms-2を被るとこっちの方が何となくよい感じ。重量的にはモストロの方が軽量(-20g)ですが、他の部分は進化してそうだったことと、値段が2千円ほど安かったのでms-2にしました。色はさわやなかパールホワイトです。

ms-2とストラディバリウス

写真奥の赤いのが10年間お世話になったストラディバリウス。発売された当時はMETのフラッグシップモデルだったと思います。ですが・・・重量が圧倒的に違うんです。

ms-2重量

まずはms-2の実測値。カタログが215gだからスゴイ精度。この品質管理はさすが日本の会社ですね。※ヘルメット自体は中国製です。

ストラディバリウス重量

次がストラディバリウス。なんと320g。100g以上ちがいます。30%ぐらい軽くなっているので軽さを体感できて当たり前ですね。

では、形状の差も見てみましょうか。まずは正面。

前面の比較

前面の開口部の大きさは両者それほど差は無さそうです。ただ、ストラディバリウスは正面を向いた穴から風を取り込んで後から出すことで冷却するという思想のようですが、ms-2の場合は上部にも穴が空いており空気の流れだけに頼らず放熱できるようになっています。

上からの写真を見ると良くわかります。

上面の比較

ストラディバリウスの方が空気抵抗は少なそうですが、空気があまり流れない低速では熱がこもりそうな気もします。ただ、現行モデルのストラディバリウス も同じような感じなのでそれほど差はないのかも?

背面の比較

後ろから見ると排気するためかストラディバリウスは穴が大きいですね。

それから重量差が納得できるのがこの底面からの比較。

内面

額の部分を見ると明らかですが、ms-2の方が厚みが断然薄いです。これだけの薄さでも十分な強度が出せるように設計が進歩したということですね。

通気性に関しては冬ということもあって、まだあまり実感できていませんが穴の多さから考えてもストラディバリウスよりは快適だと思われます。

あと、フィット感がやはり最高ですね。XF-3アジャスターは使い心地がすごくよいです。

XF-3アジャスター

赤いダイヤルをクリクリ回すだけで簡単に調整できます。使い勝手は本当によいです。

これで、頭周りはかなり快適になりました。来シーズンのレースが今から楽しみです。

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