自分の現状を把握しよう

Pocket

まずは自分の状態を把握しないと必要なモノや、やるべき事が見えてきません。
「トライアスロンを始めるぞ!」と決めたら、まずはあなたの運動経験や知識を整理して出来ること・できないことを明確にしましょう。
そうすれば、何から手をつけるべきかが見えてきます。

まずは泳げますか?

トライアスロンではスイムが一番最初の種目ですから泳げないことには始まりません。

ところがトライアスロンの3種目の中でもっともハードルが高いのは水泳で、トライアスロンの話をしたときに、「泳げないから無理」と決めつける人が結構な確率でいます。

では、トライアスロンで完走できるレベルの「泳げる」とは一体どれぐらいのレベルなのでしょうか?

僕の個人的な感覚では50〜100mを立たずに泳ぐことができれば「泳げる」と判断してよいと思っています。50mまでならギリギリ体力で押し切れる場合もありますが、それ以上となるとそうはいきません。呼吸や水に浮くという技術がある程度できないと無理です。

もしあなたが50〜100m泳げるのであれば、距離の不安に関しては体力や慣れで解決できます。そのまま普通に練習していけばトライアスロンを完走できるレベルの泳力はつくと思います。もちろんタイムアップを目指すならフォームを指導してもらいましょうね。

一方でカナヅチだったり25mがやっとという人は、まずはスイムの練習に集中する必要があります。我流ではなくスイミングスクールでしっかり指導をうけましょう。その方が絶対上達が早いです。

100m泳げるかどうか?

をまずはチェックしてみてください。

現在の運動習慣や体重を把握する

次にチェックするのはあなたの現在の運動習慣です。週に1回以上それなりの量(30分以上)の運動をしていますか?但し運動といってもゴルフの打ちっ放しやバッティングセンターなどはここでいう運動には入れないようにしましょう。通勤自転車などはOKです。

もししているなら、トライアスロンの練習にもスムーズに入っていけると思いますが、全く運動していない場合、まずはウォーキングなどでよいので20〜30分体を動かし続けることから始めましょう。

特に40代以降で運動を全くしていない場合、筋力や神経が20代の頃から大幅に衰えています。若い頃のイメージで運動を始めるとケガをしやすいので注意して下さい。

1〜2週間ほどゆっくりと体を動かして筋肉や神経が慣れてきてから本格的なトライアスロンの練習を開始するのがオススメです。ただし泳げない場合はいきなりスイミングスクールに入ってしまってもよいでしょう。水泳はケガのリスクが少ないので運動不足からのリハビリも兼ねてちょうどよいと思います。

それから体重、できれば体脂肪率も要チェックです。体重が重くかつ筋力が衰えている状態で足腰に負担が大きいランニングはケガのリスクがとても高くなります。

体脂肪率が男性は30%、女性なら35%以上ならランニングではなくスイムやバイクからトレーニングを始めて体を動かすことに慣れましょう。それと平行して食事制限によるダイエットやウェイトトレーニングで脚の筋力を鍛えましょう。それからランニングをスタートすることをオススメします。

現在何かスポーツをしている場合は?

現在なにか運動をしている人の場合、体は鈍っていないので無理ない運動強度からスタートすれば基本的には問題無いと思います。

一応これからスポーツの種類毎に気をつけた方がよさそうなことをいくつか書きますが、個人差が大きいので参考程度にして下さい。例えばスイマーでも足腰がしっかりしている人はいますからね。

ただ、体力的に余裕があるからといって、いきなり新しい種目でガッツリトレーニングすることは避けた方が無難です。ケガをすると元も子もなくなりますからね。長〜く続けたいなら慎重すぎるぐらいちょうど良いと思いますよ。

球技をやっている場合

フットサルやバスケなど球技のベースは走ることになりますから基本的な運動能力は十分あるはずです。ですからフォームの善し悪しはともかくバイクとランはある程度こなせるでしょう。泳げるなら一般的なトライアスリートのメニューの組み方ですすめていけると思います。泳げないなら水泳重視で。もちろん全種目よいフォーム・体の使い方を意識しつつというのが前提です。
ちなみに、あまり移動しない球技(野球やゴルフなど)では走り込みなどを別でしていないかぎりは運動不足気味という認識で始めた方がよいかもしれません。

ランナーの人

心肺機能は発達しているので体力に自信がある人が多と思いますが、バイクやスイムで必要とされる筋肉や体の使い方はランニングとはかなり違います。体力はあるはずなのに全然ダメということも普通にあります。
スイムやバイクはランと比べるとケガをしにくいので悪いフォームで頑張り続けてもリスクは少ないですが、早く上達したいなら最初はバイクとスイムの技術練習に重点を置いて新しい種目の動きになれるようにしましょう。技術さえ身につけば体力のベースはあるのでレベルアップも早いと思います。

ロード・MTB乗りの人

こちらもランナーと同じく心肺機能は十分な場合が多いですが、だからこそランニングには特に注意が必要です。
バイクはランニングと違って脚で体重を支える必要がありません。そのためランニングの負荷に耐えられような筋肉・神経が養われていません。ペダルを踏むことと、地面の衝撃を受け止めることは全く違うことです。
ですから本来はゆっくり短い距離のランニングからスタートして脚を作っていくべきなのですが、心肺機能が十分あるので脚の限界を超えた高強度・高ボリュームで練習ができてしまいます。そういう練習を続けるとケガのリスクがとても大きくなります。これは僕が身をもって経験したことです。6年ぐらいロードバイクにしかのっていない状態でいきなりランニングを走るとペースは上げられるのですが膝などがすぐに痛くなり苦労しました。ですから数ヶ月ぐらいは体力的に余力があってもゆっくり走って脚を作ること意識しましょう。

水泳のみの人

水泳しかやってこなかった人はバイクのみの人と同じく脚ができていないことが多いです。でも心肺機能は高いという状態ですから、バイクのみの人と同じくランニングは慎重にスタートしましょう。バイクに関してはケガのリスクが少ないのでそれなりの練習を行っても大丈夫だと思いますが、ハードな練習をするよりもゆっくりで良いのでフォームやバイクに長時間乗ることに慣れることに重点を置いた方が長い目で見たときに伸びると思います。また、トライアスロンに占める水泳の割合は相対的に低いのでランやバイクのスキルアップをまずは最優先でトレーニングを計画しましょう。

スポンサーリンク
Pocket

関連する記事