トレーニング栄養学−1

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誰かが言っていましたが、トライアスロンは「食べるスポーツ」です。
というのもレース中に必ず補給をとる必要があるから。そして、その補給が結果に大きな影響を及ぼすから。
もっというとレース前後や普段の食事も大切になってきます。
そこで重要になってくるのが栄養学。
このシリーズでは栄養学の基礎について書いていきたいと思います。

からだは食べ物からつくられている

当たり前ですが、あなたが食べたものからあなたの体は作られています。そして、人間の体は与えられた材料(食べ物)の量や質にしたがって体型や体力も忠実に変化します。

トレーニングでは回復期が重要だということは他の記事でも書いていますが、その回復期に沢山必要になってくるのがカラダを作る材料です。その材料に適切なものを選べばより効率よく体づくりを進めていくことができます。

ですから「どんなモノを食べると良いのか?、食べる必要があるのか?」ということは知識としては必ず知っておくべきです。

それを知った上で、どこまでストイックにやるか自分で決めればよいと思います。不健康とわかっていてもやっぱり美味しいものは食べたいですからね(笑)そこを変にガマンすると、トライアスロンがただの苦行になりかねません。

どこまで食欲をコントロールするか?

その指針となる基礎知識をここでは説明していきたいと思います。

ちなみに、僕は現在はわりと好き放題食べてます。だから練習しても体重が中々減らないのが悩みです(苦笑)

栄養素オタクになる前に・・・

まずは、栄養素にはどんなものがあり、どういう働きがあるかを知らないと始まりません。しかし、栄養素を知ることよりもそれをどう生かすかの方が大切になってきます。

ここではその点について書かせてもらいますね。

アスリート(というか人間)の体を維持するには三大栄養素と呼ばれるタンパク質・脂質・炭水化物の他にビタミンとミネラルを加えた5つの栄養素が必要になってきます。

この5つの栄養素がうまくバランスをとりあってカラダを作ったり動かすエネルギーになったりしているわけです。

ここで最も注意するべきポイントは、どれか一つが特別重要というわけではなくどれも重要だということです。欠けて良いものは一つもありません。

大事なのは各栄養素のバランスです。

そのことを忘れると、ある食べ物がよいと紹介されるとそればかり食べる・・・というおかしな行動に走ってしまうことになるので注意してくださいね。

それから、例えば実験室的にはカルシウムとマグネシウムは2:1のバランスがよいと言われています。しかし、そういうことを厳密に気にしてたら食べ物選びだけで一苦労ですよね。

細かいことを気にして食事を楽しめなくなると、それがストレスになり逆に体に悪影響を及ぼします。精神的ストレスの影響の方が食べ物よりよほど体へのインパクトが大きいです。

ストイックになりすぎず「食事を楽しむ」ということも忘れないようにしましょう。

食事やサプリメントに関してはいろいろな情報がありますが、基本的には色々なものをバランスよく食べるということを心がけましょうね。そうしてどうしても足りないと感じるもの(からだに表れる症状から推測します)を追加で補給するという考え方が体にもお財布に優しいと思います。

それでは、次から5つの栄養素を説明していきましょう。

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