7.大会出発前の荷物準備

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ここでは大会会場に出発する時の準備についてお話しします。はじめての大会でワクワクしているかも知れませんが、はやる気持ちを抑えてしっかり準備しましょうね。
チェックリストを用意しておくと忘れなくてよいです。

チェックリストを活用する

チェックリストを作っておくとうっかり忘れることが減るだけでなく、何を用意するのか思い出すという面倒な作業からも開放されます。僕は下図のようなチェックリストを作って忘れ物がないようにチェックしています。たま〜に面倒くさがって使わないと見事に忘れるんですね・・・

大会出場持ち物チェックリスト

このチェックリストはこちらからダウンロードできるようにしておきました。PDFとエクセルの2種類用意したのでエクセルが使える人はこのチェックリストをたたき台にしてあなた流のオリジナルのチェックリストを作ってみてください。

僕がいつもチェックしている一覧をこちらにも書いておきます。ご参考までに。

スイム関連
ウェットスーツ 国内ではほとんどの大会でウェットスーツ着用が義務づけられている
水着 前日に練習する場合に使う。前日に泳ぐ予定がなければ不要。
スイムキャップ レース用のキャップは大会側で準備してくれるのが普通(要確認)。前日に練習するつもりならあった方がよい
ゴーグル 当日の天候に合わせてクリアーとスモークの2種類用意できればベスト。
ゴーグル曇り止め ゴーグルは新品以外は曇ると考えておいた方が良い。ゴーグルが曇るとコースを見失うので必須。
バイク関連
バイク 分解する場合はペダルも忘れずに!(僕の知り合いで本当に忘れた人がいます)
シューズ 忘れると困るがランシューズでもペダルがこげないことはない。
ヘルメット これがないとバイクに乗車禁止。
サイクルコンピューター 動作チェックも行う。周回コースの大会では周回数は自己責任なので距離を測るためにもかならず取り付けること。
ボトル バイクに装備できる数+予備を持っていく。
スペアタイヤ・チューブ チューブラーならスペアタイヤ、WOならスペアチューブ。
バイクへの取付方法も考えておくこと
フレームポンプ バンク修理で必要。
フロアポンプ タイヤに空気を入れるために必ず必要。
CO2カートリッジ 空気が一瞬で入るアイテム。航空機では危険物扱いとなり没収される
パンク修理キット パンク修理で必要。
輪行バッグ 電車で行く場合必要。これで飛行機の荷物に預ける人もいる(僕は国内線でやったことあります。中にダンボールやクッション材を入れて補強しておいた方がベター)※国際線では見たことはない。
バイクケース ハードケース・ソフトケース色々あるがソフトケースで十分。
サングラス バイクでは目の保護のために必須。
サングラス曇り止め 雨が降ったり湿度が高いとサングラスが曇ることがある。それを防ぐのに役立つ。
バイクウェア一式

事前練習用にウェアを持っていく。事前練習しないなら不要。ただし、天候によってはレース中寒い時もあるのでウィンドブレーカー、アーム・レッグウォーマーは持って行った方がベター。
シューズカバーは冬場のデュアスロンぐらいか?

バイクスタンド バイクを置いておく時に便利。ディレイラーの調整にも使える。
六角レンチセット

バイクの部品は2mm〜8mmまでのセットがあれば大抵はOK。

ドライバーセット コンビニなどで売っているドライバーセットで十分。
スパナ サドルの固定でたまに必要なタイプがある。そうでなければ不要(ペダルの取り外しはアーレンキーで可能)
オイル・グリス レース前にチェーンやディレーラーなどは必ずグリスアップする。必須だが航空機には持ち込めない場合があるので注意
軍手 組み立て作業で手が汚れると困るので準備しておきたいアイテム。
ビニールテープ 何かとモノを固定する時に使える。
布テープ しっかり固定したい時にあると便利。
はさみ・カッター テープやヒモを切りたい時など。テーピング貼る時にも必要。
ヒモ・結束バンド バイクにゼッケンを付けたり何か固定したい時に使う。
ウェス バイクを拭いたりする時に1〜2枚ぐらいあると便利。
ラン関連
レース用シューズ 靴擦れをチェックした使い慣れたもの。
キャップ/サンバイザー 炎天下のランではあったほうがよい。
ランニングウェア一式

事前練習しないなら不要。
ただし、天候によっては寒い時もあるのでウィンドブレーカーは持っていった方が良い。

アップ用シューズ レースシューズを事前に預ける大会もあるのでアップ用にもう一足必要。特にスタート地点とトランジットエリアが離れている場合、絶対に持っていった方が良い。
共通グッズ
レース用ウェア お気に入りの1着で♪
レース用靴下 履かない場合は不要。五本指は濡れた足で履くのは大変
ゼッケンベルト ゴム紐で代用可能。
安全ピン ウェアにゼッケンをとめる派の人は必要。普通は大会側からもらえるが予備として持っておくと万が一の時困らない。
ワセリン ウェットスーツずれや靴ずれ防止に必須。
ワセリン塗り用ビニル手袋 レース前に日焼け止めやワセリンで手がぬるぬるになると結構困る。うっかりゴーグルに触ると視界不良の原因にも。不要なポリ袋でも良いが、100円ショップで一生分ぐらい買えるので用意しておくべし。軍手の代わりにもなる。
日焼け止め 肌へのダメージを和らげるため必須。水に強いものがオススメ。
サンダル レース前後に足をリラックスさせるために必須。ゴール後すぐ履きかえられるようにしておくとよい。
バスタオル トランジットで足を拭くときに使う。靴下を履く人は濡れたままだと履くのが大変。また、砂が付いた足で靴を履くと靴ずれの原意にもなる。
トランジットバッグ(ポリ袋) 濡れたものを入れたり用途は色々。大会に出場したらもらえるトランジットバッグを捨てずに再利用すると便利。
補給食携帯グッズ(バイク用) ミドルからロングの大会では必要になってくる。
補給食携帯グッズ(ラン用) ゼッケンベルトを兼ねたモノが多い。補給食はエイドでとると割り切れば必要なし。
補給食 同じ味だと飽きるので複数の味を用意した方が良い。
ドリンク 持ち運びが楽な粉末タイプがおすすめ。持っていくバイクボトルの数に合わせて用意する。
クーラーボックス 宿に冷蔵庫がない場合や日帰りのレースではあると便利。
保冷剤 なければコンビニで氷を買っていれてもよい。
サプリメント アミノ酸・クエン酸など普段使っているもの。
テーピング キネシオテープなど。痛みが無くてもパフォーマンスアップにも有効。
胃腸薬 ミドル〜ロングでは内臓が不調になることもあるのでレース中に飲むと良いかも。短い距離では必要ないと思う
必要書類
大会要項 これがないと始まらない!
IDカード これを忘れるとても困る。再発行は有料の場合も!必ず持っていくこと。無い大会もある。
健康保険証 ケガをした時に必要
誓約書 受付で提出の場合忘れやすい。印鑑も忘れずに!
宿泊グッズ・その他

下着・タオル・洗面用具など

このあたりは普通の旅行と同じです。宿泊する宿によってタオルの数など検討しましょう。
パーティウェア(チームTシャツなど) アワードパーティーや表彰式などで着る服。所属しているクラブがあればそこのTシャツを着てあげましょう。宣伝になりますからね。あと、海外レースに行くと女性はドレスを着てアワードパーティに出てたりします。日本の大会では文化の違いかそういう格好の人はあまり見かけない!?一応パーティなのでこぎれいな服装で出席しましょう!
デジカメなど 旅先やレースの風景はマメに写真に撮るとよい思い出になります。

待ち時間や移動時間が長い場合、読書の時間に充てるといいですよ。

耳栓・アイマスクなど安眠グッズ 相部屋だとイビキが気になることもあるのであると助かります。

沢山あるように感じるかも知れませんが、これぐらい用意しておくと安心して大会に臨めます。あとはあなたのスタイルに合わせて追加したり削除したりしてみて下さいね。

現地で買うもの・持っていくものを見極める

車で移動する場合、必要なものはできるだけ出発する前に買っていった方が安心です。会場の周辺のコンビニやスーパーを当てにしてもよいですが、売り切れている場合がありますし大会当日は何かと忙しいですからね。

また、スペアのパーツや工具箱も念のため持っていくようにしています。

一方、飛行機や電車で移動の場合は荷物を減らしたいので必要最低限のものだけ持っていきます。

この場合、何か問題があったら現地調達することになります。お金はかかりますが現地でも大抵のことは何とかなるのでご安心を。

こんな忘れ物でもなんとかなります。
僕の知り合いで石垣島トライアスロンに出場した時になんとホイールを忘れてしまった(!)人がいました。でも、地元のバイクショップで借りることができ事なきを得たそうです。

レース前はできるだけ余計なことに手を煩わせたくないので、持ち物のチェックはしっかりと行ってください。逆に、もし忘れ物があったら早めに知り合いや大会関係者に相談してください。早め早めの行動が大切になってきます。

では、次は一番大きな荷物であるロードバイクの運び方について説明していきます。

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