20.大会後の心身のケア

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トライアスロンの大会に参加するというのは肉体的にも精神的にも大きなストレスになります。大会後は心身のケアも忘れずに行いましょう。これもトライアスロンを長く楽しむために大切なことです。

疲労をとることの大切さ

はじめての大会が終わり、家に帰って片付けをしていると徐々に現実に戻ってきます。

そのときにあなたはどんな気分でしょうか?

  • 楽しかくて次のレースが待ち遠しい人、
  • 失敗をしてしまい次に参加するときの対策をあれこれ考えている人、
  • 次のレースのためにすぐにでも練習をバリバリとしたい人、
  • すべてと大会に注ぎ込み燃え尽きてしばらくは何もしたくない人

など状況によってさまざまだと思います。

いずれにせよ、一つ確かなことは体にはかなりのダメージが貯まっているということです。

燃え尽きた人も次へ向けてやる気満々な人もとりあえず体を休めましょう。

年間に何レース出かにもよりますが、シーズン最初の方は元気なので大会後にすぐに練習を再開したり月に何回も大会に出場してもいけますが、それが続くと知らない間に慢性的に疲労がたまりシーズン後半にケガをしたり調子が上がらなかったり、ひどい場合はやる気が無くなってしまったりします。

そうならないためにも頑張った後はしっかり休む。そのメリハリが次の大会や練習への活力になります。

ショートなら1週間、ロングなら3週間が目安

よく言われていることですが、ショードディスタンスでは1週間、ロングなら3週間はからだの回復に充てるのがよいとされています。

回復に充てると言ってもまったく運動を止めてしまと体の血液の循環が悪くなり代謝も下がるのでむしろ回復がおくれます。

ですから、全身に血を流すイメージでゆっくりペース、気持ちよく終われるレベルの練習をしましょう。練習時間をグッと落として構わないです。

次にレースが控えている人は練習したくてしょうがないと思いますが、この期間にしっかり回復をすることで、疲労を残したまま練習した場合よりよい結果になる可能性が高くなります。うまく自分の気持ちをコントロールして体調を整えましょう。

また、頑張りすぎて燃え尽きてしまった人も体を軽く動かすことでまた新たな意欲が湧いきます。ジッとしているとますます意欲が下がっていくので気をつけましょうね。

余談ですが、「軽度のうつ病の症状は運動をすることで改善する」ということが確かめられてきています。軽く体を動かすことは脳にも体にもよいことですから、このような積極的休養をおこなってコンディションを整えて次のレースを目指していきましょう。

あなたのトライアスロンライフは始まったばかりですからね!

 

 

 

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